この記事を読むのに必要な時間は約 6 分 15 秒です。

英語のリスニング対策用に再生速度を1.5倍速なり2倍速にして聴く学習方法があることを聞いたことがある人もいると思われます。この速聴は効果があるのでしょうか?私なりの見解を書いていきます。

スポンサーリンク

TOEICリスニング試験対策

わたしがTOEIC L&R 860 (Listening 480)を所得したときには、TOEICの公式問題集、韓国版公式問題集、信頼できる模試の音声を使って、ウォークマンSで再生速度を1.5倍速にして聴いていました。一時期は、2倍速にして聴いていたときもありました。

TOEICで高得点を獲得した方のブログに速聴は効果があると書かれていたのが、速聴を始めたきっかけでした。通常の再生速度の模試で、ある程度高得点になったテストから、1.5倍速にして模試を解いていました。

1.5倍速で聴いた後ですと、通常の速度が遅く感じます。これは、本番の試験でも同じように感じました。

そして、TOEIC Listening 480 を獲得したことにより、自分で速聴は効果があると確信していました。そしてその後の勉強でも、すでに精聴して内容が理解していることを前提に、1.5倍速で繰り返し聴いていました。この方法は、時間の節約にもなるので、とても重宝していました。

オンライン英会話の早口先生

私はオンライン英会話でカランメソッドやDMEメソッドのレッスンをしていますが、フィリピンの先生の中には、ネイティブスピーカーでも早い部類になるくらいに、早口で話す先生がいます。わたしはレッスンの前に予習をしますが、テキストを見ているので、すでに内容が分かっているにもかかわらず、先生の言ったことが聞き取れないときがあります。最近は慣れてきたこともあり、だいぶ聞き取れるようにはなりました。

この頃は、まだ速聴の効果に疑問を持っていませんでしたので、自分のリスニング力がまだまだなだけだと思っていました。

英検1級を2回受験

英検1級のリスニングは、会話の内容、文の内容、Real-Life形式の内容、インタビューの内容と多岐にわたります。それぞれ、会話文、説明文など、アナウンスなど、インタビューとなっています。

会話文では、2人の会話が9問、3人の会話が1問となっています。

説明文では、長いものでは2分近く話されるものもあります。

アナウンスでは、あらかじめ問題用紙に書かれているシチュエーションを読んでから聞くことになります。問題によっては複数の条件から適切な選択肢を選ぶものもあります。

またインタビューでは回にもよりますが、早口で小声で話す人がインタビューに答える回もあります。問題の読み上げも含めると4分近くになります。

私は、英検1級を初めて受験するときも、2回目を受験するときも、勉強方法のひとつとして、理解していることを条件に、過去問の音声を1.5倍速で聴いていました。

TOEICで効果があったと感じたことの延長として、この速聴をしていました。

英検1級の1回目の試験結果は、CSEスコア Listening 651でした。

英検1級の2回目の試験結果は、CSEスコア Listening 636でした。

2回目の方が全体の内容は難しかったです。それでも、自分なりに速聴を繰り返ししていた割には、あまり効果がなかったと思い、この速聴に対してすこし疑問を持つようになりました。

早口の音声と倍速とは違う

ここで、確認を取りたいのですが、英語で早口でしゃべると、リンキング、音の消失などが変わってきますが、それは普通の速度の音声素材を倍速で再生した音とは違うと言うことです。

オンライン英会話の早口でしゃべる先生の内容が、聞き取れないなったことがあるのも、私が早口でしゃべる英語にまだそれほど慣れていなかったのが原因だと言えます。

TOEICを受験するときでも、オーストラリア人の早口を聞き取れないことがありますが、だからといって、それを速聴で聴いていても、通常の速度が遅く感じるだけです。

いま振り返ってみるとTOEICでListening 480 をとれたときには、国内の公式問題集、韓国の公式問題集、信頼できる模試と、かなりの量をこなしていたことが結果につながったと思います。たまたま時期的に速聴していたときと同じだったので、学習の効果がどこにあったのかが見えづらくなっていました。

英検1級のリスニング問題で、話者が早口でしゃべる問題は、1倍速で聞き取れなければ、1.5倍速でも聞き取れないのは当然です。

対策として速聴するよりも、実際に早口でしゃべる人の音を聞いている方が自然です。

またたとえ聞き取れたとしても、言っている内容が理解できなければ、意味がありません。

試験対策なら、その内容に合った素材を多聴することが、結果として早道になると思います。

TOEICならビジネス関係の英語、英検なら歴史・文化、社会・経済、科学・技術、環境・食糧、医学・心理と幅広い分野の英語をたくさん聞く方が、一部の音声素材を不自然に速聴することを繰り返すより効果がありますし、何より飽きないです。

学習することに、飽きずに楽しくやることは大切だと思います。

さまざまな音声を聞くことは幅広い知識も得られるという利点もあります。

ここで注意したいことは、自分のレベルにあった内容の音声素材を聞くと言うことです。

いくら多聴したところで、内容が理解していないと効果は半減していまいます。

英語高地トレーニングのEhito Nakanishiさんが自身のブログで言われています。

余計な学習はするな(リスニング編)Taking English Seriously

まとめ

どんな勉強方法でも、楽して効果を得ることは出来ないです。今更ながらそれを実感しているところです。もう一度、英語学習を始めた頃の基本に返って、多聴をしていきたいと思います。

今回の記事は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

スポンサーリンク
おすすめの記事