sitとseatの違いについて:英文法

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分 42 秒です。

sitは「座る」でseatは「着席させる」という意味になります。このsitとseatの違いについて理解していないで書いたり話したりすると間違った英文法になってしまう恐れがあります。今回はこのことについて解説していきます。いくつかイディオムも紹介します。

スポンサーリンク

sitについて

sitは主に自動詞で使われます。意味は「座る、着席する」です。

She sat at the table.
彼女は食卓に着いていた。

She sat down at the table.
彼女は食卓に着いた。
down「~の下の方に」といった意味の前置詞を加えて、動作を示します。

He sat at his desk working.
彼は自分の机に座って仕事をしていた。

My father has been sitting cross-legged reading the paper.
父はあぐらをかいて新聞を読んでいた。

Please sit down.
おかけになってください。

sit は不規則動詞になります。sit を含めた不規則動詞一覧表は以下を参照願います。

seatについて

seatは他動詞で「(人を)着席させる」という意味になります。自分自身が着席するときなどはoneselfまたは過去分詞を加えます。

First arrivals will be the first seated.
最初に来た方から順にご着席ください。

He seated himself on a chair.
彼はイスに座っていた。

Please have [ or 英国 take] a seat.
おかけください。

Please keep your seats.
どうぞ席を立たないでください。

Please be seated.
(大勢の人に対して)座ってください。
先ほどのPlease sit down.よりはていねいな表現で、大勢の人に言うときに使います。

Yahoo.com内のYahoo Answersで質問がされていました。

What is the difference between "please be seated " and "Please sit down"?

Yahoo Answers

Remain seated until the aircraft has come to a complete stop.
飛行機が完全に止まるまで席を立たないでください。

Is this seat taken?
この席は空いていますか?
劇場、映画館などで人が座っていない席に座りたいとき、近くの人に訪ねるときなどに使います。

I'm in the hot seat.
私は苦しい立場にある。
hot seatで「苦しい立場」という意味のイディオムです。

He's in the catbird seat.
彼は有利な立場にいる。
catbird seatで「有利な立場」という意味のイディオムです。

まとめ

意味が似ているので混同しがちですが、sitとseatは使い方が変わってきます。今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
お勧めのオンライン英会話、English Bell


スポンサーリンク
おすすめの記事