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本書は、TOEIC990点満点講師のTEX加藤先生による、TOEICの文法問題に焦点を絞った問題集です。TOEIC文法部門第1位をPubLine 2015年6・7月に獲得しているそうです。問題数が1019(トーイック)問と問題数が多いのが特徴です。

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質、量ともに圧倒的

TOEIC990点満点講師が構想と執筆を合わせて3年の歳月をかけただけのことはあり、非常に充実しています。

全部で7章構成でそれぞれ、品詞、動詞、前置詞 or 接続詞、代名詞、前置詞、関係詞、ペア表現・語法・数・比較となっています。

7章が終わると、文法模試セットが全部で9セットあり、それぞれ40問ずつあります。


それぞれの章の最初には、図と表を使用したわかりやすい解説があります。
解説の後には、練習問題があります。練習問題は見開き2ページ構成になっています。左側に練習問題、右側にその解答と解説となっています。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問を徹底的にやりこむことで、Part 5とPart 6の文法問題を解くときに、より正確に早く解くことができます。そして、余った時間でPart 7をじっくりと解く余裕ができます。
実際私もTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問を使って勉強するようになってから、リーディングのスコアが380点から、425点まで上がりました。
実際に問題を解いていると、語いが難しい単語もあったりします。TOEIC で実際に出題されるであろう語いの増強にも使えます。

対象とする学習者のレベル

帯には「スコア500から900点台まで」とあります。幅広い読者にTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問を読んでもらいたいとは思いますが、500点台だとTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問を解いていくうちに途中で挫折してしまうかもしれません。TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問はあくまでも TOEIC の文法問題に特化した問題集となっています。各問題に対する解説は確かに充実していますが、それも問題を解いた後に読むことが前提となっています。500点台の方はまずは、マーフィーのケンブリッジ英文法で、英文法の基礎を勉強した方が効率がいいです。

スコアがある程度ある方、800点かそれに近い方ですと、最後まで問題を解くだけの力はあると思いますので、そういった方でしたら、TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問を有効に活用して、現在のスコア以上の結果を望めることができると思います。

総合文法書を読んで理解を深める

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問の第3章の終わりに、「オススメの英文法書・TOEIC Part 5対策書」が掲載されています。TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問を解いていて、解説を読んでもわからないようなところがありましたら、ここで勧められている総合英文法書を読んで理解を深めるとよりいっそう効果的です。私はこの中から「表現のための実践ロイヤル英文法(例文暗記CD付き)」を持っていますので、わからないところがあったら、調べるようにしています。

音声無料ダウンロード

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問の初版が発行された2015年5月時点では、音声無料ダウンロードできませんでしたが、今は出版社のサイトからダウンロードできるようになっています。だれにでもというわけではなく、TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問を購入した読者のみとなっていますが、この音声を使って、音読やシャドーイングすることにより、さらに勉強がはかどります。

下記のアスク出版サイトに書いてあるシリアルコードを FeBe! で入力することでスマートフォンに直接音声をダウンロードできるようになりました。

TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問 - アスク出版

その他の特徴

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問は紙質にもこだわっていて、薄く軽く手触りがいい紙となっています。ページ数が490ページと多いのでどうしてもそれなりにはかさばりますが、通勤通学途中で勉強できるように工夫がされています。
また、別冊の「文法問題1000本ノック!」は、問題は同じですが、ランダムに問題が掲載されていますので、TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問を解いた方にとっても、手応えのある構成になっています。またこの別冊は問題と正解のみの構成になっていますので、117ページと薄いですので、解説を読まないか、解説は後で読む場合、とにかく問題を解いていきたいという方にとっては、この別冊の方が通勤通学途中に勉強しやすいです。

勉強方法

第1章から第7章までの問題は全部で659問あります。文法模試セットは前述したように全部で9セットあり、それぞれ40問ずつあります。
私は今(2016年8月)までで、全部で10周しました。

現在はTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問以外で英文法を勉強しています。何周かしていくうちに、正答率が上がり、解答時間は短縮されましたが、8周目を終わらせてから、それまでのペースを落として勉強していたこともあり、それまでの正答率が下がり、解答時間が掛かるようになってしまいました。それでも、さすがに1周目よりは、上達はしています。
経験から、約2週間かけて1周するくらいが、無理なく上達していけると思います。実際そのペースで勉強していたときが最も効果がありました。
全部で1,019問ありますので、1日当たり約80問ずつ解くとなると、約13日間で1周する計算です。
1,019÷80=12.7375
見開き2ページの問題は全部同じ日に解いた方が、次の日に解答し忘れることがないと思いますので、以下のようなペースが1つの参考になると思います。
1日目、1問目から79問目まで
2日目、80問目から159問目まで
3日目、160問目から239問目まで
4日目、240問目から319問目まで
5日目、320問目から401問目まで
6日目、402問目から480問目まで
7日目、481問目から561問目まで
8日目、562問目から639問目まで
9日目、640問目から文法模試セット1まで
10日目、文法模試セット2と3
11日目、文法模試セット4と5
12日目、文法模試セット6と7
13日目、文法模試セット8と9
9日目以外はほぼ同じ量で勉強出来ますので、1日の予定を組みやすいと思います。
間違った問題はもちろんですが、正答した問題も、音声を再生させて、音読して耳でも英文を覚えるようにしました。

まとめ

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問はあくまでも、TOEICの文法問題の問題集です。TOEIC対策にしても、TOEICはPart 5と6の直接的文法問題以外に、他のPartで間接的文法問題が出てきます。例えばPart 1の写真描写問題で、現在完了進行形の受動態が出てきます。これらの問題に対処するためには、TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問以外の文法書で理解することが必要になってきます。英文法を理解するのは一朝一夕ではできません。日々の勉強を通して理解して、多読などを通じて理解から定着へと進歩していきます。少しずつ、それでも着実に勉強していきましょう。

今回の記事は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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