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訪日外国人が2015年に1973万人を記録し、3年連続で過去最高を更新し、今後ますます外国人と接する機会が増えていきます。これを受けて旺文社、カシオ計算機、毎日新聞社が共同で「英語応対能力検定」を立ち上げます。

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試験は5種類の「業種別試験」と「一般向け試験」

この試験では、5種類の業種、具体的には、販売、宿泊、飲食、鉄道、タクシーを対照にした業種別試験、一般の人が外国人と街中で応対するときに困らない英語力を身につけるための一般向け試験とあります。
合否式でなく、正答率で示し、それぞれの到達度によって、A~Dランクで分けられます。
また試験はiBT(Internet Based Testing)形式で、パソコン、タブレットなどで受けることができます。
主に、聞く(Listening)と話す(Speaking)を測ります。

おもてなし英語力を磨く「英語応対能力検定」事業で基本合意|ニュースリリース|旺文社

問題作成は旺文社

問題作成は旺文社が担当し、公認学習機器の開発と販売をカシオ計算機が担当し、毎日新聞社が普及と広報を担当します。

旺文社が問題作成すると言うことで、英検と本検定との違いが気になるところであります。ただ当然ながら英語力では英検1級の方が上であることは間違いないです。旺文社は英検で培ってきた経験を生かせることから、試験の品質には期待できそうです。
カシオ計算機は電子辞書で定評があります。近年はスマートフォンの普及により、スマートフォンの辞書アプリを使って勉強する学生が増えていることから、本試験に対応することで同社の電子辞書の価値を上げることが狙いだと思います。私もカシオ計算機の電子辞書XD-N10000を所有して、毎日活用しています。

試験会場については現時点(2016年8月26日)では不明ですが、検定方式がiBT形式ということと合否ではなくランクで分けるということから、あくまでも私個人の推測ですが、もしかしたら自宅などでも受けられるのかもしれません。

通訳案内士試験との違い

通訳案内士試験は国家資格で報酬を受けて外国人に、外国語で旅行に関する案内をするときには必要な試験です。
試験の格で言えば、言うまでもなく通訳案内士試験の方が上であることは当然です。
語弊があるのかもしれませんが、通訳案内士試験を受けるだけの実力がない人が英語応対能力検定を受けて、実際の業務に必要な英語力を身につけるのにもいいと思います。
また通訳案内士は、あくまでも外国人に付き添って、外国語で旅行に関する案内をするのが業務です。
販売、宿泊、飲食、鉄道、タクシーの5業種とは違いますので、これらの業種の方が通訳案内士試験を受けるのは、志は素晴らしいですが、実際の業務で必要とされている以上の能力を身につけなくてはいけないので、せっかく通訳案内士試験に合格しても、宝の持ち腐れになってしまう部分が多少なりともあるのかもしれません。
しかし中には素晴らしい方もいまして、京都で英語観光タクシー業務をしている方で、通訳ガイド資格保持者の方がいます。

Doi Taxi Kyoto Private Taxi Tours in English

通訳案内士試験概要|通訳案内士試験概要|日本政府観光局(JNTO)

まとめ

この試験を通じて、多くの方が外国人と接するときに、対応できるようになることを期待しています。話す能力も問われていますので、オンライン英会話などで、スピーキング力を向上するといいでしょう。今回の記事は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。



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