伝達動詞のsay, speak, talk, tellの違いと使い分け方:英文法

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伝達動詞のsayとspeakとtalkとtellは「言う」や「話す」と訳されることが多く、お互いが似ています。使い方に気をつけた方がいいので解説していきます。

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sayについて

sayは「言う、述べる」と訳させて、どんなことを言ったかについて焦点が置かれます。that節を用いて内容を説明することもあります。必ずしも人を必要としません。言う相手の人をあらわすときはto + (人)となります。

say yes
はいと言う

say no
いいえと言う

He said that he would come today.
彼は今日うかがいますと言った。

He said nothing to me about it.
彼はそれは私には何でもないと言った。

speakについて

speakは「話す、語る」と訳されます。話す行為や話し方について説明するときに用います。必ずしも人を必要とせず、話している人をあらわすときは、to + (人)やwith + (人)と言う形を用います。その後にabout + (内容)を続けるときがあります。

speak more slowly
もっとゆっくり話す

speak more clearly
もっとはっきり話す

speak a good deal
よくしゃべる

speak a verry little
ほとんどしゃべらない

Let me speak.
私に言わせて下さい。

I've spoken to the manager about it.
上司とその事について話している。

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Can I speak with you for a minute?
少し話せますか?

Speak of the devil
うわさをすれば影

ある人のことを話していたら、ちょうどその話題にしていた人が現れるという意味です。

Speak of the devil, here comes boss.
うわさをすれば影、上司が来た。

talkについて

talkは人と話すときに用います。to + (人)と言う形を用いて、話している相手を差します。また、アメリカ英語ではwith + (人)という形で使うことが多いです。

He is talking to her.
彼は彼女と話をしている。

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The student talked with his teacher.
生徒は先生と話をしていた。

目的語に話の内容を置くこともあります。

The business person talks business.
実業家は商売の話をする。

The political reporter talked politics.
政治記者が政治について話をした。

People will talk.
人の口に戸は立てられぬ、世間は口がうるさいもの

人はうわさ話をするものだという意味の英語のことわざです。
この場合のwillは主語の習慣・習性をあらわしています。「~するものだ」と訳されます。

tellについて

tellは、話している内容に焦点を置かれます。二重目的語を伴って、tell + (人) + (内容)のようにあらわします。

She told everyone the news.
彼女はみんなにそのニュースを知らせた。

また、tell + (内容) + to + (人)の形にすることもできます。

She told the news to everyone.
彼女はそのニュースをみんなに知らせた。

I'll tell you what.
こうしようよ。

提案を言うときに使うイディオムです。

まとめ

これら4つの動詞は、日常の英会話でよく使う動詞ですので、その違いに注意しながら使い分けられるようにして下さい。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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