ラジオ英会話は楽しく学習できるいい番組

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分 19 秒です。

NHK語学講座では2016年度現在、英語の番組は17講座もありますが、その中で最も人気の講座がラジオ英会話です。ちなみに2番目に人気の講座は、英会話タイムトライアルです。英語の勉強をしている人でしたら、おそらく番組名だけでも聞いたことはあるのではないかと思います。講師は遠山顕(とおやまけん)先生、パートナーはKatie AdlerとJeff ManningですCEFRレベルはB1ですので英検2級を受験する方、TOEICでは550点以上785点未満の方にお勧めです。また高校生の方にお勧めです。この番組のテキストを2012年4月号から定期購読しました。ちなみに紙の方です。

紙と電子書籍の研究について興味深い内容がThe New York Timesに掲載されました。
興味のある方は一度読んでみて下さい。
Reading Literature on Screen: A Price for Convenience? - The New York Times
電子書籍の利点も認めますし、わたしもいくつか電子書籍のコンテンツをもっています。
一方で紙の書籍の利点のひとつは気軽に書き込めることだと思います。
気になった単熟語は電子辞書などで調べて、書籍に書き込んでいます。
実際に手で書くことで覚えやすく忘れにくいです。

番組の内容です。
1週目から3週目までは毎月のテーマからのダイアログです。
金曜日にその週の復習とリスニング問題があります。
このリスニング問題は番組の中でもレベルが高く英検やTOEICのリスニング対策にも有効です。
4週目はスペシャル・ウィークです。
古きニュースで新しきを知るではニュースのリスニング問題があります。
他に寓話(ぐうわ)、詩、童話などもあります。
もっと話したくなる英会話文法では、遠山先生がていねいに文法の解説をされています。
また放送はありませんが、Tongue Twister Timeのコーナーがあります。
こちらはCDにあります。
Tongue Twisterは早口ことばです。
楽しみながら発音の練習ができます。

さすがにCEFRレベルB1ですので、レベルは高めです。
番組は遠山先生の軽快なトークで進行していきます。
この番組が人気なのはこの遠山先生のトークです。
リスナーを飽きさせない実に軽快なトークです。
授業を受けていると言うよりも、カフェなどで楽しくおしゃべりしているような感覚で進行します。
楽しく聴くことができますので、授業をやらされているという感覚がありません。
IDIOM(慣用語句)も充実しています。
番組の中でキーとなるIDIOMは例文を別に用意して、UR the starで疑似会話で練習することができます。
Say Itでは、ダイアログの一部を使って、発音、リズム、イントネーション、リダクション(弱化)を解説されています。
このコーナーであなたの発音の練習をしましょう。

わたしがお勧めする勉強法は、基礎英語と共通の部分も多いですが、以下の通りです。
まず、イラストを見てダイアログを聴きます。
こうすることで、ダイアログの状況をイラストの前後を連想しながら、英文によって固定がいねんを持たないで聴くことができます。
次に英文を見てダイアログを聴きます。
最初に聴いたダイアログから想像した英文と合っていた部分と違っていた部分を確認します。
最後にここで初めて、和訳を見て、内容を確認します。
そしてもう一度ダイアログを英文を見ながら聴きます。
リピートでは、Katie AdlerとJeff Manningのそれぞれの会話に間があります。
この間でテキストを見ないで、英文を声に出して練習してみましょう。
音声に集中しないと難しいです。
この方法でリスニング力を鍛えます。
わたしは、だいたいこのような方法で毎号3周しました。
あとはすきま時間にテキストを見ないで、番組を繰り返し聞きました。
こうすることで、番組の内容を分かった状態で、聞けますのでより効果的です。

スポンサーリンク
おすすめの記事