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早稲田大学教授 James M. Vardamanが書いた英文法書、毎日の英文法を使って瞬間英作文しました。
初版は2012年9月ですが、私が買ったのは第9版で2013年12月に発行されました。それだけ人気がある本だと言うことです。本書はネイティブの方が書いています。また無料でネイティブによる音声ファイルをダウンロードすることができます。
ネイティブが書いた本でも色々ある
本書とは違いますが、ネイティブが書いた本でも、内容が間違っているものもあります。
しかし本書で書かれている英文はネイティブが使う自然なフレーズになっています。
瞬間英作文で勉強するには、和訳が意訳されていたり、同じ和訳でも違う英文の場合が例文として書かれていたりしますが、自分なりに直訳を書いたり、ほかの英文との違いについては注意書きをすることで、瞬間英作文をすることができます。
本書をソフトのAnkiを使って全英文に対する瞬間英作文をできるようにしました。全部で805文あります。
はじめてのAnki – まず使ってみる | the right stuff
また例文のほとんどは7ワード前後と短い文章になっています。この短い文章は瞬間英作文をしやすいです。私は今でこそカランメソッドで長文を言えるようになりましたが、これだけ短い文章から始めた方がいいです。
ちなみに今日(2016年8月24日)レッスンしたStage 11では45ワードでした。
すこし脱線しましたが、短い文章を引っかかりなく言えるようになることはその後の長い文章を言うようになるためにも重要です。
話すための文法書
本書は英文書ではありますが、解説は割と簡潔ですし、完了形がおまけ程度しか載っていません。
その代わり、基本的な英文法に焦点を絞っていて、豊富な例文で使用頻度の高い英文法を身につけることができます。
覚えると言うよりも、頭にしみこませる感覚に近いのかもしれません。
ただ、本書だけでは到底英文法を網羅したとは言えませんので、マーフィーのケンブリッジ英文法 中級編などで学習するといいでしょう。
Ankiで勉強も記録もできる
Ankiのいいところは、忘却曲線に基づき、忘れかけたころに復習できることです。こうして私はこの毎日の英文法を10,765回しました。(2016年8月24日現在)
単純計算で10,765回÷805文=13.3となります。
全文同じだけ復習したことにはなりませんので、参考ていどですが、全部で13周したことになります。
今回この記事を書くために久しぶりに復習をしてみましたが、一部忘れているところもありました。
やはり13周程度ではまだまだ足りないと反省しています。
何周したらいいのかは個人差がありますが、自分で充分定着したと思ってから、時間をおいて復習してみて、覚えているか確認するのがいいです。
その時点で完全に覚えていたら、本書を終わらせてもいいですし、覚えていなかったら復習するようにすればいいと思います。
まとめ
信頼できるネイティブが書いた短文の基本的な英文法書というのは探すのに大変ですが、本書はその1つでであると言えます。
今回の記事は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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