シャドーイングで効果的な英語学習をしよう

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シャドーイングはもっとも効果のある英語の勉強方法の1つです。正しくトレーニングすれば、リスニングだけでなくスピーキングに対しても効果があります。一方、大変集中力のいる勉強方法であります。どうしたら効果的なシャドーイングができるのか、続けることができるのかをまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。

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教材選び

私はラジオ英会話を続けてきました。番組を聴いたことがある人ならご存じですが、ダイヤログを繰り返すコーナーでは、スピーカーが発話したら、その発話した時間と同じくらいの時間でミュートがあります。その時に学習者はスピーカーと同じ内容を繰り返します。その時、テキストは見ません。ラジオ英会話のそのコーナーはシャドーイングを独学で勉強するのにお勧めです。一方で、当然ですが、文章が長いと同じように話すのは困難ですし、知らない単語やイディオムがあると、意味を理解できません。どのレベルの学習者にも言えることですが、教材選びは大事だと思います。初心者がいきなりTOEICの公式問題集などでシャドーイングをすると挫折しかねません。あせる気持ちを抑えて、自分に合った教材を選んで下さい。
初心者の方は、知らない単語やイディオムがなく長さが短い教材がいいでしょう。学習を続けていく上で少しずつ教材のレベルを上げればいいだけのことです。

集中力

手元にある適当な音声を再生させて、話者のあとで少し間を置いてスクリプトを見ないで話してみて下さい。それがシャドーイングの学習方法です。実際にやってみるとわかるのですが、簡単な教材でも最初はうまく話せなかったりすると思います。そして、少しやっただけで疲れてしまうと思います。個人差はあるでしょうが、1日30分が限界だと思います。疲れていなくても、学習する時間が残っていても、そこまでにして、他の学習をした方が良いでしょう。また完全にシャドーイングができるまで繰り返すのもいいですが、完全にできるのを目的にしない方が良いです。くり返しになりますが、継続して勉強することが最も重要です。だれでも最初はうまくできなくて当たり前です。気分転換もかねてより簡単な教材に移る勇気も時には必要です。上達してきたら再度、以前はできなかった教材に挑戦すればいいだけのことです。

プレーヤーを最大限活用

私はソニーのウォークマンSシリーズを使って学習していますので、この機器を使った解説になりますが、早すぎたら思い切って再生速度、DPC(デジタルピッチコントロール)を0.75倍速か0.9倍速に落として練習してみて下さい。それでも早いときは0.5倍速でもいいでしょう。また、スピーカーが1つのセンテンスを話し終えたら、一時停止して、その間に発話しましょう。最初に書きましたラジオ英会話がまさしくそうなのです。Dialog Repeatのコーナーですが、音声もゆっくりで、音声の間にミュートがあり、シャドーイングの練習に最適なのです。これと同じ方法で練習することにして、少しずつ自信を付けていきましょう。

まとめ

私もシャドーイングの練習は大変で難しく感じます。その一方効果を感じるときもあります。焦らずじっくりと挑戦してみて下さい。少しずつかもしれませんが、効果を実感するときが必ず来ます。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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