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lieとlayは意味が似ているだけでなく、スペルも見比べてみるとややこしいように思います。簡単に言ってしまえばlieは横たわる、layは置くです。さらにややこしいことにlieにはうそを言うという意味もあります。わたしたち日本人の英語学習者だけでなく、ネイティブの人にとってもややこしく感じるようです。今回はこのことについて解説していきます。

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自動詞か他動詞か

lieとlayについて勉強する前に、自動詞と他動詞の違いについておさらいしていきましょう。これらについて熟知している方は次へ進んでいただいでかまいません。
まず他動詞ですが目的語を取ります。主語にあたる人・物が動いて何かに影響を与える感じです。
つぎに自動詞ですが目的語は取りません。主語にあたる人・物が動いて他に影響を与えることがない感じです。

layについて

layは他動詞になります。この場合はなにか人・物を横にするという意味です。
She lays her baby in a crib.
彼女は赤ちゃんをベビーベッドに寝かせる。
動詞の変化はlay - laid - laid - layingです。それぞれ、現在形、過去形、過去分詞形、ing形になります。say「言う」と同じ変化をしますので、覚えるときはsayと同じなのだなと思って覚えるといいでしょう。
さてlayにはもう一つ卵を産むという意味もあります。
lay eggs「卵を産む」です。
このlay eggsにはことわざがあります。

Kill the goose that lays the golden eggs.

直訳すると「金の卵を産むガチョウを殺す」となります。
意訳すると「目前の利益に目がくらんで将来の利益を犠牲にする」という意味になります。
これはイソップ物語からきています。せっかく金の卵を産むガチョウがいるのに、そのガチョウを殺してしまう物語です。

THE MAN AND THE GOLDEN EGGS
今度はイディオムです。
lay an eggは何かをしようとして失敗してしまうことです。
The cast laid an egg in both performances.
キャストは公演で下手な演技をしてしまった。

lie「横たわる」について

lieは2つの意味がありますが、まずは「横たわる」について解説します。
lieは自動詞になります。目的語を取らずに、主語にあたる人・物が動いて他に影響を与えることはありません。
l lay down on the bed.
私はベッドに横になった。
lieは動詞の変化は不規則変化となります。
lie - lay - lain - lyingとなります。それぞれ、現在形、過去形、過去分詞形、ing形になります。ここでややこしいのはlieの過去形はlayとなり、lay「置く、横たえる」の原形と同じと言うことです。先ほどの例文はlieの過去形です。
lay「置く、横たえる」にoneselfを加えると以下の例文ができます。
I lay myself down on the bed.
私はベッドに横になる。
この例文はlayの原形です。
l lay down on the bed.(lieの過去形)
I lay myself down on the bed.(layの原形 + oneself)
この2つを見比べるといかに他動詞と自動詞の違いが大切かがわかっていただけると思います。

lie「うそを言う」について

lieのもう一つの意味「うそを言う」についてです。こちらのlieも自動詞になります。目的語を取らずに、主語にあたる人・物が動いて他に影響を与えることはありません。動詞の変化は規則変化になります。
lie - lied - lied - lyingです。それぞれ、現在形、過去形、過去分詞形、ing形になります。
She lies about her age.
彼女は年齢を偽る。

最後になりましたが、Oxford Dictionariesのブログにも解説が書かれています。解説の最後の方の暗記するための例文が秀逸です。

place the book down = lay
recline on the bed = lie

What’s the difference between ‘lie’ and ‘lay’? | OxfordWords blog

それぞれplaceは「la」がスペルに含まれていますのでlayと、reclineは「li」がスペルに含まれていますのでlieとかけています。わかりやすくて、覚えやすいので紹介しておきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ネイティブもややこしいと感じているので、わからなくても恥ずかしいことではないです。覚えたら、いろいろな例文に触れて、自分でも使ってみるといいです。今回の記事は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。


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