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英語に限らず語学力を高めるには多読は効果的な学習方法と言われています。英語を母国語としない英語学習者向けにグレーデッドリーダーがあります。様々な出版社からこのシリーズが出ています。今回はケンブリッジインクリッシュリーダーズの中から3冊を読んでみました。
ケンブリッジイングリッシュリーダーズについて
Cambridge English Readersはケンブリッジ大学出版局から出ています。同出版局については、文法書のEnglish Grammar in Useが世界的に高い評価を受けているので、ご存じの方も多いと思います。
このシリーズはオリジナルの文学作品になります。グレーデッドリーダーはPenguin ReadersやIBCパブリッシングのラダーシリーズが有名ですが、それらを読んだ方にもCambridge English Readersはお勧めです。
難易度別にStarterからAdvancedまでの7段階に分かれています。英語学習者が楽しみながら徐々に英語を身につけられるように細心の注意を向けて構成されています。
作品の分野もスリラーものから恋愛ものまで幅広くあります。読んでみたい興味のある分野がきっとあります。
読んだタイトル
私は今回この中から、A Love for Life、Frozen Pizza and Other Slices of Life、The Way Homeを読みました。
どれも100ページ足らずです。
Frozen Pizza and Other Slices of Lifeの中にはメールのやりとりがありますので、ちょっとしたTOEIC L&Rの練習にもなるかな?と思いました。
The Way Homeはなかなか人生的なことも考えさせてくれました。
A Love for Lifeは1冊まるごと一つの話になっています。読み応えありましたし、今回読んだ3冊の中では個人的に好きです。話が始まる前に登場人物の簡単な紹介があります。名前と人物像が分からなくなったらそのページを見れば分かるようになっていますので、簡単に読み進めることができます。
このA Love for Lifeは話の内容が分かるように、休みの日を使って一気に読まれることをお勧めします。ほかの2作品は短編集なのでちょっとしたスキマ時間にも読めます。
新聞と違って
英字新聞は時事的な話題を呼んで知識を深めるのに適しています。それ自体はいいことですし、外国人と英語で時事的な話題についての会話をするときに読んだことのある記事を紹介するのもいいと思います。
新聞記事とは別に、たまに文学作品を読みたくなったときに、このCambridge English Readersはいいです。まだほかの作品を読んでいませんが、また機会があったら読んでみたいと思います。
まとめ
人それぞれ文学作品の分野の好みも違えば、英語のレベルも違います。今回紹介したCambridge English Readersから自分に適したレベルの中から興味のある分野を読んでみることをお勧めします。徐々に難易度を上げていけることもグレーデッドリーダーのいいところです。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。