英検1級2017年度第2回を受験した感想2

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英検1級2017年度第2回を受験しました。前回の記事では、全体の難易度とリーディングの感想を書きました。
今回は、ライティングの内容と感想について書いていきます。

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ライティング

リーディング問題の最後のほうは、残り時間が気になって急いで解答しました。
ライティング問題を始める時点で、残り時間は約30分になっていました。
十分な時間があると思い、気を取り直して取りかかることにしました。
今回の TOPIC は「先進国は他国からの移住を奨励すべきか」。
シリア難民やドイツなどの難民受け入れ、最近ではミャンマーのロヒンギャ難民とバングラデシュへの避難などの報道が頻繁に取り上げられています。
今回の TOPIC は他国からの移住ですので、必ずしも難民とは限りませんが、世界的に関心の高い議題ですのである程度は予測できた問題でした。

普段の勉強方法

私は、ライティング対策にジャパンタイムズ&ロゴポート編の「(MP3音声無料DLつき)最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」を使って勉強をしています。

今回の試験と全く同じ内容のものはありませんが、近いものとして「日本はより寛容な移民政策をとるべきか」という問題に対応した否定と肯定の両方のモデルエッセイがあります。
肯定の立場では「労働力不足の解消」「有能な労働者の流入」「人材と社会の活性化」の3点を挙げています。
否定の立場では「労働者の賃金低下」「不法入国者の増加」「ロボットによる労働力の代替」の3点を挙げています。

本番で書いたこと

本番で今回私は、肯定の立場で書くことにしました。
問題用紙にメモを書く欄がありますので、そこに本論の3点を書いて頭の中を整理してから、解答用紙に書くことも出来ます。
今回は、メモを書かずに、いきなり解答用紙に書くことにしました。
本論は「経済の活性化」「高齢化社会の負担軽減」「先進国と移民の出身国との良好な関係」の3点について書いていくことにしました。
1番目と3番目は良いと思いましたが、試験が終わってから振り返ると2番目は TOPIC の内容とずれがあると後悔しました。
1番目は具体的には、移住者が労働力として加わること、その子供たちが学校などの活動を通じて、買い物をすることにより受け入れた先進国の経済の活性化が期待できることについて書きました。
2番目は、移住者は高齢者ケアに積極的で、そのことが受け入れた先進国の高齢化社会の負担軽減につながると書きました。
経済連携協定(EPA)による外国人看護師、介護福祉士のことも出来れば書きたかったのですが、言葉が出てきませんでした。
3番目は、移住してきた人たちが、民間レベルで先進国の一般市民と良好な関係が築けることは、ひいては国家間の関係向上につながり、戦争が起こりにくくなると言うことを書きました。

一部の文法が間違っていることに残り時間が少ない時点で気がつきました。
そこで書き直していると途中になってしまう恐れがあり、そのままにしておきました。
結果的に、今までのライティングの中で、ひょっとして一番悪い結果になってしまうかもしれません。

反省点としては、試験対策でモデルエッセイを書くことも重要ですが、普段からより幅広い世界の話題について関心を持つこともとても大事だと感じました。

リスニングについては別の記事で書いていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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