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英検1級は筆記試験があります。この英作文対策用にジャパンタイムズ&ロゴポート編の「(MP3音声無料DLつき)最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」を勧めています。今回はより詳しい解説をしていきます。

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2016年度のリニューアル対応

2016年度のリニューアルによりリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能のバランスを重視するようになりました。これにより英作文の重要性が高まりました。

またそれまではPOINTSが与えられていたので受験者はその中から書きやすいものを選んで解答することが出来ました。リニューアルによりPOINTSが削られ受験生は自分で解答の手がかりを考える必要があります。

推奨される語数がリニューアル前は200語前後でしたが、今では200から240語と長くなりました。

これらの変更にもかかわらずリーディング・ライティングの解答時間はそれまでと変わらず100分です。

紹介する「(MP3音声無料DLつき)最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」は今回のリニューアルに対応していていて、私がおすすめする英作文対策本です。

CHAPTER 1 英作文問題を攻略する

本書は3つの章に分かれています。まず最初の CHAPTER 1 では、「英作文問題を攻略する」と題して、英検1級英作文問題について、時間の使い方、考える順番、答案全体の組み立て方、具体的な書き始め方についての解説があります。

初めて受験するかたでも英作文問題がどのようなものなのかが具体的な事例と共に詳しく解説がされています。以下で構成されています。

英作文問題の位置づけと新しい形式

テーマ文の内容とタイプ

解答時間とメモ

全体の構成と語数

メモの取りかた

導入の形式

本論の形式

結論のまとめかた

パラフレージング(言い換え)

説得力のある文を書くためのテクニック

CHAPTER 2 分野別コンテンツブロック212

答案の body (本論)を構成するコンテンツブロック212を、12の分野別に収録しています。

具体的には以下の分野です。

現代日本社会

人権

犯罪

世界の問題

戦争・核兵器・テロリズム

世界経済

世界の中の日本

環境保護

教育・文化・スポーツ

テクノロジー

医療・生命倫理

経済・ビジネス

各分野の始めの見開き2ページに、その分野について、左ページに「分野解説」として出題される可能性が高い分野の概要が解説されています。右ページに「キーワード」として各分野の覚えておきたい表現がリストアップされています。

具体的に「現代日本社会」を例に一部紹介します。

少子高齢社会

15歳以下の年少人口の割合が低く、65歳以上の老齢人口が高い社会を少子高齢社会という。

現代人のモラル

漠然としたテーマのように見えるが、2009年に現代社会を生きる人々の倫理観(moral value)について出題されたことがある。

都市化

人口が年に集中し、近郊の農村地帯が住宅地や工業用地へと変わって住民の生活が変化する現象を言う。

キーワード

少子高齢社会

高齢化社会 aging society

現代人のモラル

道徳教育 moral education

都市化

都市化 urbanization (<urbanize 都市化する)

分野の概要についての解説は紹介した一部の文以降に、より具体的なことも含めて詳しく解説されています。

キーワードについては、上記のほか、「現代日本社会」だけで合計28のキーワードがあります。

この CHAPTER 2 と後で紹介する CHAPTER 3 の英文のネイティブスピーカーにmp3音声ファイルとボーナスPDFファイルとして、追加のコンテンツブロックを30掲載したボーナスPDFファイルがどなたでも無料でダウンロードすることが出来ます。

これにより本書の概要について理解できると思います。

また、訂正表PDFファイル(第3刷以降で訂正したものを含む)もありますので、合わせてみておくことをお勧めします。

最短合格!英検英作文問題完全制覇 MP3音声ファイル、ボーナスPDFダウンロード | The Japan Times

調査された確かな情報

筆記試験では数値を含めると説得力が増すので、可能なら積極的に書いていきたいところです。問題は数値が確かかどうかと言う点です。本書に書かれているものは、私が調べた限り確かな数値を使っています。

また数値も含めて、幅広い分野の情報を集めることは時間のかかる作業です。本書を使えばそういった作業の時間を短縮することが出来ます。

本書の一部と参照元となったと思われる記事のタイトルを紹介します。

「世界の問題 - 社会的不平等 - 人口増加と不平等の拡大」より

The world population is expected to be around 10 billion by 2050.

世界の人口は2050年までに約100億人になると予想されている。

World population projected to reach 9.8 billion in 2050, and 11.2 billion in 2100 – says UN - United Nations Sustainable Development

「世界の問題 - 水需要 - 個人の水消費」より

For example, this happened recently in California, where residents decreased their water use by about 30%.

最近のカリフォルニアの例では、住民は水の使用を約30%削減している。

California’s 31% water-use cut shows the state has changed - San Francisco Chronicle

「環境保護 - リサイクル - リサイクルされないプラスチック」より

Scientists estimate that there are over 5 trillion pieces of plastic debris in the ocean today.

科学者たちは、海には現在、5兆以上のプラスチックの破片があると推定している。

Ocean Trash: 5.25 Trillion Pieces and Counting, but Big Questions Remain - National Geographic

「環境保護 - 自然の残る地域 - 始まった植林」より

Recently, there was an event in Ecuador where over half a million trees were planted in a single day.

最近では、エクアドルで50万本以上の木を1日で植えるイベントがあった。

Ecuador planted the most trees ever in one day! | 1 Million Women

「テクノロジー - 科学技術への依存 - 環境破壊」より

It is estimated that human civilizations are responsible for the destruction of nearly 50% of the world's trees.

人類の文明のせいで、世界の森林の50%近くが破壊されたと推定されている。

Here's How Many Trees Humans Cut Down Each Year - TIME

「医療・生命倫理 - クローン研究 - 説滅危惧種の個体数増加」より

It is estimated that between 200 and 2,000 animal species become extinct every year.

毎年、200から2000種の動物が絶滅していると推定されている。

How many species are we losing? | WWF

ほかにも数値が示されている文が多くあります。

もしこれらを自分で調べるとなると該当する記事を調べるだけでも時間がかかります。記事を読んだら文として使えるよう要約する必要があります。文と文の前後を自然につなぐ必要もあります。これらを全て自分で調べて英文を書いていくとなると大変な時間がかかると言うことは容易に想像できると思います。

このことからも「最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」は英作文対策に有効だと言うことが理解していただけると思います。

CHAPTER 3 実践問題30

Chapter 3 では過去問の分析を元に作成した30問のオリジナル問題とそれに対する肯定・否定60の答案例があります。答案例の最後には語数が書かれていますので参考になります。

ページの構成は見開き2ページで構成されています。

左ページに TOPIC とモデルエッセイの立場(Affirmative か Negative か)、モデルエッセイと場合によってはワンポイントアドバイス。

右ページに日本語訳、語句、解説、Structure となっています。

答案例は本番と同様に「導入、本論1、本論2、本論3、結論」で構成されています。

実際に手で書いて、時間を計ると本番に近い感覚で勉強が出来ますのでお勧めです。

時間がない場合

あまりお勧めはしませんが、もし時間がなくて全て書くことが出来ないようでしたら、Affirmative か Negative のどちらが自分の意見に合っているのかを判断して、どちらかを書いていくと時間の節約になります。

わたしは、どちらの立場でもかけるように、全ての答案例を手で書いていきました。

本番で使えるのはどちらか一方ですが、どちらも書けることに越したことはないと思います。

語句

本書には CHAPTER 2 と 3 共に語句が掲載されています。付け足すという意味で、私が調べたものを以下に記します。

P.37 ガラスの天井《管理職への昇進をはばむ無形で目には見えない人種的・性的偏見の壁》
[新英和大辞典第6版 - ロゴヴィスタ株式会社]

P.171 逸失利益 債務不履行・不正行為がなければ得られたはずの利益

[広辞苑第六版【岩波書店】(ONESWING) - Keisokugiken Corporation]

P.242 MRI magnetic resonance imaging [image] 磁気共鳴映像法[映像]
[新英和大辞典第6版 - ロゴヴィスタ株式会社]

P.268 Parkinson’s law noun [uncountable] (humorous) the idea that work will always take as long as the time available for it

[Oxford Learner's Advanced Dictionary 9]

まとめ

今回紹介した「最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」を活用して、英検1級英作文問題に対応できるだけのライティングの技術を身につけましょう。

今回の記事は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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