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瞬間英作文という学習方法を取り入れています。瞬間英作文とは森沢洋介先生が提唱されている英語学習方法の1つです。日本語を読んで瞬間的に英語に訳して話すことで、英語の瞬発力を身につけることができます。
表現のための実践ロイヤル英文法を使って効果的に学習
瞬間英作文は、問題となる日本文を瞬間的に英語に訳して話すのですが、日本文と英文が直訳か、直訳に近い方が、やりやすいですし、意訳されすぎていると、問題を解いていていらいらすることがあります。
私は、瞬間英作文を始める前に、「表現のための実践ロイヤル英文法(例文暗記CD付き)」を買って読んでいました。この本は、中級者以上の方におすすめする英文法書で、本のタイトルの通り表現することに重点を置いた内容となっています。英作文のための暗記用例文300という別冊があります。本書から厳選した例文300が簡単な解説と、日本人とネイティブイングリッシュスピーカーの音声が収録されたCDが付録でついてきます。わたしは、この例文300を使って瞬間英作文をすることにしました。
アプリAnkiを使って効率よく学習
Ankiという学習用アプリがあります。こちらのアプリは、Windows、Mac、Linux/BSD、iOS(iPhone, iPad, iPod Touch)、Androidといろいろなシステムで使うことができます。今このサイト見ている人もこのどれかはお持ちと思われますので、ダウンロードして使われるのをお勧めします。このソフトは、人の忘却曲線に基づいて、最適なタイミングで復習できるようになっています。英語に限ったことではありませんが、勉強をしていて、忘れかけの最適なタイミングで復習すれば効果的と思ったことはあると思います。それをソフトが自動で、最適なタイミングを提案してくれるので、学習者はただソフトに従って復習をすれば、長期記憶が定着できるようになっています。またこのソフトは無料のウェブサービス、Anki Webを経由して、それぞれの端末で学習内容と履歴を同期することができます。私は、問題の作成をWindowsで行い、学習をiPadでやっています。iOS(iPhone, iPad, iPod Touch)版は有料となっていますが、Windows版を使って気に入ったので、iOS版を購入しました。
ソフトについて詳しくは、「the right stuff はじめてのAnki – まず使ってみる」というサイトがわかりやすく説明させていますのでお勧めです。
英文法チェックにGrammarlyを使用
英文の入力にはMS Wordを使用していますが、スペルや文法を間違って入力してしまうことはどうしてもあります。そんなときに、英文法チェッカーのGrammarlyを使用して指摘されたら修正するようにしています。このGrammarlyはWeb版と、ブラウザChromeとFirefoxのアドオン版、WindowsかMacのアプリ版、MS WordのWindows版と豊富にありますので、パソコンをお使いの方でしたら、何らかの方法で使用することができます。英文法チェッカーはほかに、1CheckerとGingerを使っていたことがありますが、どちらもGrammarlyに比較すると劣るところがあります。
Grammarlyの信頼性の高さは定評があり、国際基督教大学で採用しています。
翻訳にはソフトを使用
入力した英文を元に日本語訳を作成するときパソコン用ソフトコリャ英和!一発翻訳を使用しています。無料のウェブサービスで、Google翻訳などがあります。無料なのはいいですが、情報がもれる心配があります。書籍などから入力した英文なら個人情報は含まれていないのですが、個人情報が含まれている英文の場合は情報漏洩のリスクも考慮に入れた方がいいでしょう。またGoogle翻訳だけではありませんが、無料のサービスなので仕方がありませんが、翻訳精度はやはり有料のソフトと比較すると劣ります。
もちろん有料のソフトでも完ぺきではありませんので、最後は手動で編集することになりますが、総合的な手間を考えると違いは出てきます。
ご自身の予算と割り当てることのできる時間を考慮に入れてご判断ください。
まとめ
さまざまなツールを使うことにより、効率的な瞬間英作文の学習ができます。最初は手間ですが、英文の入力作業などは、それ自体が学習になります。またAnkiを使って、忘れたころにタイミングよく復習することができますので、長期記憶の定着になります。今回の記事を参考に瞬間英作文の学習をはかどっていただければ幸いです。