この記事を読むのに必要な時間は約 4 分 39 秒です。
borrowとlendはそれぞれ「借りる」と「貸す」です。それぞれの違いがわからないで間違って使うことのないように解説していきます。
borrowについて
「借りる」という意味で使うのがborrowです。無料で借りて、移動することができる物、借りた物を使うまたは利用するのは別の場所という時に使います。またお金を借りるときにもborrowを使います。
言葉やアイディアといったものを借用するときもborrowを使います。
携帯電話では、持ち主から離れた場所に移動して使うような場合には、borrowを使います。
borrow + something (物)
borrow + something (物) from somebody (人) / something (場所・機関など)
May I borrow your book?
本をお借りしてもよろしいでしょうか?
Members can borrow up to ten books from the library.
会員は最大10冊まで図書館から本を借りることができます。
He borrowed 10,000 yen from his father.
彼は父親から1万円を借りた。
The author borrows from proverbs.
その作家はことわざを引用する。
「借りる」という意味のその他の語いや用法については以下を参照してください。
lendについて
「貸す」という意味がlendです。移動することができる物を無料で貸すとき、最も一般的な語としてlendが使われます。
lend + something (物)
lend + something (物) + to somebody (人)
lend + somebody (人) + something (物)
のように使います。
I lent my car to a friend.
車を友達に貸した。
I lent a friend my car.
友達に車を貸した。
また、金銭を貸すときにもlendを使います。銀行などの金融機関では利子が発生することがあります。
The bank lent me money at interest.
銀行は私に利子を取って金を貸した。
The bank lent money at interest to me.
銀行は利子を取って金を私に貸した。
Lend your money and lose your friend.
(ことわざ)金の貸借は友情の破綻(はたん)。
手を貸したり、助けを貸したりするときにもlendを使います。
Can you lend me a hand with this package?
この包みを運ぶのを手伝ってくれますか?
「貸す」という意味でのその他の語いや用法については以下を参照してください。
最後になりましたが、「マーフィーのケンブリッジ英文法」で有名なCambridge University Pressでも解説がされています。
全文英語になりますが、一読されることをお勧めしたいと思い、紹介しておきます。
Lend or borrow ? - English Grammar Today - Cambridge Dictionary
マーフィーのケンブリッジ英文法について詳しくは以下を参照願います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。borrowとlendに絞って、「借りる」と「貸す」の違いを解説しました。
この2つの語を比較しながらいくつもの例文を参考にして覚えるといいです。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。