単語カードを使って英検英作文と面接対策

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英検1級英作文対策用に単語カードを使って瞬間英作文するようにしました。英作文対策以外にも面接対策にもなります。まだ始めたばかりですが、これはなかなか良さそうですので記事にします。

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複数の英文を話す練習に最適

Anki というパソコンやスマートフォン/タブレットで使うための学習ソフトがあります。
Anki についての記事は以下です。

わたしは最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇 のいくつかの模範解答を Anki に登録してみました。Anki で複数の文を瞬間英作文するには、設定の変更とアドオンを利用して行うことができます。Anki もいいですが、ここでは手軽で効果的な学習方法として紙の単語カードを使った方法を紹介します。

最短合格! 英検1級英作文問題完全制覇を利用

わたしは最短合格! 英検1級英作文問題完全制覇を使うことにしました。現代日本社会, 世界経済, 世界の中の日本, 環境保護, 教育・文化・スポーツ, テクノロジー, 医療・生命倫理, 経済・ビジネスと多くの分野があり、模範解答も平易な英文でわかりやすく、本試験でも同様の問題が出題された実績があります。
例えば 2012年度第3回の英作文問題は Does more need to be done to address Japan's low birthrate? 「日本の低出生率に取り組むため、もっと多くのことをする必要があるか」でした。最短合格! 英検1級英作文問題完全制覇では Will societies with low birthrates face a crisis in the future? 「出生率が低い社会は、将来危機に直面するか」という問題で Affirmative と Negative の両方の模範解答があります。日本の記述の有無の違いこそありますが、大いに参考になります。

日本語訳を一工夫

単語カードを使って瞬間英作文をすると表は日本語訳で裏は英文となります。日本語訳の方は本に書かれている文をそのまま使わないで、瞬間英作文を自分でやりやすいように調整しました。
具体的には
日本語訳の順番を英文に合わせる(単語の間にスペースを空けるとわかりやすくなります)
類義語がある単語はヒントとして最初の1文字のスペルを書く
複数形の単語は (pl.) と書く
that 節、関係代名詞は英単語を書く
インデントがわかるように長方形を書く

Will societies with low birthrates face a crisis in the future? 「出生率が低い社会は、将来危機に直面するか」の Affirmative の模範解答から例を挙げてみます。

□社会は、低い出生率(pl.) に直面するだろう 数多くの 課題(i...) 将来
Societies with low birthrates will face a number of issues in the future.

若い労働者人口が引き受けなければならない あらゆる仕事 を支えるための 上の世代、who を受ける 年金と高額な(e...)医療
The younger working population must do all the work to support the older generation, who receive pensions and expensive medical care.

英語と日本語はさまざまなところで違いがありますが、こと瞬間英作文を行う上で、文章が長くなるほど日本語から英語の変換が大変になります。あらかじめ日本語の順番を英語のそれに合わせておけばやりやすくなります。

類義語に関しては模範解答と違っていたとしても、意味さえ合っていればそれほど気にする必要はないと思います。一方で英検1級らしい語いの豊富さや知的な表現ができている方がより評価が高いです。完全に答えを書いてしまうと学習にならならいと思います。スペルの最初の1文字をヒントとすることで、答えやすくなります。上の例文2番目ですと表側に expensive と書かないで e... と書けば自分でもどんな単語なのか思い出すことになりますので練習になります。

単語が複数形ならそれがわかるようにあらかじめ (pl.) と書いておけば、その部分で引っかかることもないので、練習がはかどります。

that 節、関係代名詞については that 節の「that」を表に書いておけばここからは that 節だなということがわかります。関係代名詞については who を that 、which を that に変えたところで、間違いではありませんが、解答と同じだった方が気分がいいと思い書いておくことにしました。

インデントについては、特に英作文ですと意識してパラグラフが変わることが理解できますし、面接にしても面接官にわかりやすいように間を入れたほうがいいです。

作成自体が学習

単語カードに手書きで英文を書くこと自体が学習になります。目的が単語カード作りになってしまうと本末転倒ですので、あまり懲りすぎてもいけません。自分がわかるように書けばいいので、どんどん書き進めていけばいいと思います。

マーカーで色分け

1つの単語カードに回答文がどこで変わっているのかわからなくなってきますので、紙の4スミのうちどこかにマーカーで色分けすると回答文の区切りがわかりやすくなります。

まとめ

まだ始めたばかりで試行錯誤していくことになります。現時点での紙の単語カードを使った瞬間英作文による英検英作文と面接対策を紹介しました。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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