TOEIC 470が目標の人の勉強法と試験対策

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分 9 秒です。

TOEIC 470未満の人は、まず基本的な英単語や英文法を勉強した方が良いです。その上で公式問題集を解いてみて、試験本番では捨てる問題は捨てる勇気を持って、制限時間内に最も点数がとれる対策を体で覚えるようにするといいです。

スポンサーリンク

日常会話の英単語

英単語はまず基本的な単語をおぼえる必要があります。日常英会話で出てくる単語を4,000語まずはおぼえましょう。これの4,000語は日常会話の90%になります。これだけ覚えるだけでもずいぶんと聞き取れる単語、読める単語が増えてきます。おすすめの本はOxford Picture Dictionaryになります。こちらは別売りでCDがあります。またオンラインで有料になりますが、iKnowという語学学習サービスのサイトがあります。こちらで英会話マスター4000のコースを学習するのは効果的です。本だと一度買えば追加料金はいりませんが、有料サービスですとそのサービスを利用する間は料金がかかります。DMM英会話の有料会員ですとアカウント連携により、追加料金なしでiKnowを利用することができます。また、iKnowのLifetimeプランですと、iKnowが続いているかぎり追加料金なしで利用することができます。わたしはiKnowのLifetimeプランの会員です。今(2016年6月)はSAT, GMAT対策の勉強をしています。ご自身の目的と予算に合わせて適切な方法で単語をおぼえて下さい。



文法の勉強

文法についてはマーフィーのケンブリッジ英文法 初級編 新訂版をお勧めします。こちらについて記事を書いていますので、読んでいただければ幸いです。

公式問題集を解く

公式問題集を解いてみることを強くお勧めします。本番は2時間にわたる合計200問のテストです。それなりに大変な試験ですので、まずは公式問題集を使って2時間解いて下さい。リスニングとリーディングで日にちを空けて解く方法は、特に時間のない人ですと、やむを得ないことかもしれませんが、リスニングを解いて疲れている直後にリーディングを解くことをしないと効果が半減してしまいますので、ぜひとも2時間かけて解いて下さい。

 

リスニング試験対策

Part 3の図や表を見て解く問題、意図問題は470点未満の人には難しいかもしれませんので、捨てる勇気を持ってほかの2問に集中した方が結果としてスコアを伸ばせるかもしれません。意図問題とは問題用紙に以下のように書かれている問題のことを言います。
What does the man imply when he says, "..."?
Part 4についてもPart 3と同じ事が言えると思います。図や表を見て解く問題、意図問題は難しいと判断したら思い切って捨ててほかの2問に集中することです。

リーディング試験対策

Part 5は10分以内に解くことを目標にした方が良いです。Part 5の中には文法問題と語い問題があります。語い問題は知らなければ時間を掛けても解けないので、適当にマークして時間を掛けないことです。
Part 6に関してはできれば8分、かかっても10分で終わらせて下さい。このためには文選択問題を思い切って捨てることも1つの方法です。文選択問題は問題前後の内容を理解していないと解けない問題ですので、どうしても時間が掛かると思います。このようにPart 5とPart 6で、問題を選択して時間を掛けずに残りの時間にPart 7に集中して解いた方が結果として高得点を狙えます。
Part 7に関してはNOT問題と呼ばれる問題文にNOTと書かれている問題、What is indicated about ...?のような選択肢参照問題、文章の適切な位置を答える位置選択問題を思い切って捨てることを検討して下さい。目標スコアが470点の人にとって最後まで解くのは大変ですが、TOEICは英検と違い受験者のレベルに分けた試験ではありませんので、問題の中には上級者向けの問題も含まれています。そのためその方たちにとって、わからない問題や解くのに時間の掛かる問題もあります。1問でもあなたが解答できる問題を選んで解くことがスコアアップにつながります。制限時間が近づいてきて、やむを得ず塗り絵をすることになりそうな時間の手前で、問題文に... is closest meaning toと書かれた同義語問題があればその問題を解くことをお勧めします。同義語問題は解答する時間が掛かりませんので、ぜひ解いて少しでもスコアアップにつなげて下さい。

以上あなたが目標スコアに達成するのに参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

スポンサーリンク
おすすめの記事